こんにちは。team-aries の Eri です。GWもあと少しというところで、ついに「撮る猫（猫写真専用カメラ）」の新バージョンが出ました！！
本当はGW前にリリースして猫カフェにでも行きたかったのですが、なんと言ってもこのアプリは team-aries の私たちにとってとても思い入れのあるアプリ。色々と機能を作り込んでいるうちにこの時期になってしまいました。
今回、約１年半ぶりのバージョンアップです。前のバージョンよりかなり画質も良くなったり使い勝手が良くなったりと、いいアプリになったと思いますので、たくさんの猫好きさんに使っていただけると嬉しく思います。
本記事では、「撮る猫 v3.1」について紹介させていただきます。
「撮る猫（猫写真専用カメラ）」とは？
「猫写真専用カメラ」というサブタイトルにもあるように、このアプリは猫の写真を撮ることだけを考えて作られたカメラアプリです。
とはいえ、近年の猫ブームに乗っかったアプリなんかじゃありません！ブームだと言われるよりもずっと前から猫を可愛く撮ることばかり考えている筋金入りの猫好きが開発したアプリなんです。
しかもこのアプリの最初のリリースは2012年ですから、実に６年以上の間多くの猫好きの皆さんに使ってもらっているんです。
特徴１：前後の写真からベストショットを選んで保存
「撮る猫」の最大の特徴は、ズバリ常にシャッターを切り続けるということです！このことで、撮影ボタンを押した瞬間より少し前と少し後の写真も一緒に残るようになっています（合計12枚の連続した写真が撮れます）。そして、その中からベストショットだけを選び出して保存することができるんです。
撮影スピードは変更できるので、猫が寝ているときも遊んでいるときも上手に撮ることができます。あくびの瞬間や、舌をペロッと出した瞬間なんかも、この機能のおかげでとっても撮りやすくなっています。
特徴２：猫の声で「こっち向いて！」
「撮る猫」には、カメラに向かって猫に振り向いてもらうための機能もあります。撮影中に画面をタップすると、本物の猫の声が出るんです。「にゃん」「にゃおーん」「にゃにゃん」など、いくつかの声がランダムに出るようになています。その声を聞いて「え？なになに？」と興味津々に振り向いたところをバッチリカメラ目線で撮れるというわけなのです。
特徴３：撮ってから編集
「撮る猫」には、撮影後にちょっとした編集ができる機能もついています。撮影後に画像を拡大したりスライドさせたりして、周囲に映り込んでしまった余計なものもカットできます。 構図や画角を調整しお好みの写真を作って保存してください！失敗写真は残さずに、上手に撮れた写真だけを保存することができるというわけです。
また、今回のバージョンでの新機能として、水平補正を行ったり写真のアスペクト比を変えたりもできるようになりました。これらについては、あとで詳しく説明します。
特徴４：猫の一連の仕草を１枚に
「撮る猫」は一度の撮影で12枚の画像を撮影しますが、この中から連続する４枚または９枚の画像をまとめて１枚の写真に仕上げることもできてしまいます。これは猫の一連の仕草を写真で伝えたい時に最適な機能です。おもちゃで遊んでいるところや、ゴロンとしたりウォーキングしたりしているところを、一枚にまとめるとすごく可愛いですよ。ビデオだと撮る準備もあるしファイルサイズも大きくなってしまいますが、この機能なら手軽に使うことができると思います。
バージョン3.1 で何が変わったの？
さて、「撮る猫」の特徴についてざっくりと説明してきました。このあとは、バージョン3.1での具体的なアップデート内容をご紹介させていただきます。
iPhone X と iOS 11 に対応しました（iOS 10 から対応）
iPhone X をご利用の皆様、お待たせしました！今回のバージョンアップで、iPhone X にも正式に対応いたしました。広くて美しい画面で、「撮る猫」を使っていただけるようになりました。iPhone X の特徴である上部のステータス表示部分についても、これまで非表示になっていたのですが、今回からはきちんと表示されるようになっています。
もちろんそのほかの iPhone や iPad にも、これまで通り対応しています。
また、最新の iOS 11 にも正式に対応いたしましたので、iPhone X 以外のユーザーの皆様にも、より安全で安心してご利用いただけるようになりました。（iOS 10 より対応）
撮影機能の強化
新バージョンでは、撮影時の機能が強化されました。最近の iPhone はどんどんカメラの性能が良くなっているので、ここはぜひ強化したいポイントでした。
まず、露出補正が強化されて、明るさが常に調整されるようになりました。撮影場所や、猫ちゃんの毛の色に反応して、写真の明るさが自動的に調節されます。明るさを自分で調節しながらの方が撮影しやすいという場合には設定から「露出補正」の項目を「タップで補正」に変更してみてください。そうすると、画面をタップした時にその場所の色によって明るさが調節されるようになります。この場合は、次にタップするまでそのままの明るさで撮影することが可能ですよ。
そして、撮影時にも２本指でぐぐっとズームできるようになりました。最大１０倍まで大きくできるので、遠くの猫ちゃんも撮影できます。特に iPhone X や iPhone ● Plus （カメラのレンズが２つある機種）をお使いの場合は、ズームしても画質が落ちにくいです。
また、ズームするとどうしても手ブレが気になってきますので、手ぶれ補正機能も新たに追加しました。ただ、手ブレ補正中は iPhone 本体を動かした時に画面が一瞬遅れてついてくる感じになります（いわゆる「ディレイ（遅延）」が発生する）。これは動いている猫を撮る時に扱いづらいことがあるので、デフォルトでは手ぶれ補正は off になっています。ズームで使うことが多い方は、設定画面で on にしてお使いください。
編集機能の強化
撮影後の編集画面の機能も今回のバージョンで強化されました。
まず、基本の編集が操作しやすくなりました。これまでは２本指で拡大・移動できるようになっていたのですが、今回からは２本指で拡大したあと、１本指で移動できるようになりました。より自然な操作方法になったかなと思います。
写真のページ送りの操作も、上部のサムネイルの部分を指でなぞるだけで簡単にできるようになりました。もちろん今まで通り矢印ボタンを使ったり、画像が大きく表示されている部分の左右の端からスライドすることでも可能です。
新機能「自動水平補正」
今回のバージョンでは、新しく「自動水平補正機能」を追加しました。良い写真を撮るには、水平・垂直を意識して撮るのが基本と言いますよね。でも、猫の可愛い瞬間を撮影しようと思ったら、なかなかそこまで気を回すのは難しかったりします。
そこで、「撮る猫」は撮影した後からでもワンボタンで地面に対して水平になるように画像を補正する機能をつけました。一度の撮影で撮れた12枚の画像すべてがまとめて水平になります。景色を含んだ写真や連続した写真の仕上げとして便利な機能です。キャットタワーもまっすぐ撮れますよ！
新機能「アスペクト比の変更」
実はこれまでのバージョンの「撮る猫」では、高画質で撮影したときは16:9の画像を、低画質で撮影したときは4:3の画像を残す仕様になっていました。でも、最近の iPhone ではハードディスクの容量も増えてきているし、わざわざ低画質で撮影する必要もなくなってきました。
そこで、今回のバージョンからは低画質での撮影機能をなくし、代わりに写真のアスペクト比（縦横比）を 16:9, 4:3, 1:1（スクエア） から選べるようにしました。アスペクト比は、撮影後に変更することも可能です。猫好きさんなら、猫の可愛い写真が撮れたらSNSでシェアしたい！と、思う方も少なくないハズ。そんなときに、この機能は役に立つと思います。
ウィジェットに対応
アプリをたくさんインストールしていると、起動しようと思ってもアイコンを探し出すのに時間がかかってしまうことってありませんか？とくに写真を撮りたい時は、今すぐ起動したいのに見つからないと焦ってしまいますよね。
そこで、今回の撮る猫は iOS のウィジェット機能に対応しました。ウィジェット画面（ホーム画面を一番左までスクロールすると表示される）に「撮る猫」を追加すると、素早く起動できるようになります。
その他にも…
撮影時のライトの明るさをこれまでのバージョンよりも暗めにしました。これは、猫の目を守るための変更です。暗い場所で撮影する時はライトをつけると便利ではありますが、猫の目は敏感なので、あまり強い光が目に入るのは良くないんですよね。なお、ライトの明るさは設定画面で調節することができます。
その他にも、画面をタップした場所が十時マークでわかりやすく表示されるようになったり、上部のボタンを統合して設定画面を見やすくしたりと、使い勝手が向上するように細かな改良を加えています。
また、目に見えない内部的な部分も古いプログラムを新しいものと取り替えて安定性やセキュリティを向上させました。
まとめ
というわけで、今回のバージョンアップでは、いろいろなシチュエーションでさらに可愛い猫写真が撮れるように改良を行いました。画質も前のバージョンに比べるとかなり良くなっていると思います。
この機会にぜひ「撮る猫（猫写真専用カメラ）」をバージョンアップして使ってみてください♪ 今後も皆様の猫ライフに、「撮る猫（猫写真専用カメラ）」がお役に立てると幸いです。
また、今回の機能改善の中には、皆様からのレビューの内容を参考にさせていただいたものもいくつかございます。貴重なご意見をありがとうございました。 レビューやご要望をいただくと大変励みになります。お手数とは思いますが、今回のバージョンの評価についても、またレビューをいただけると大変光栄です。
それでは、今後とも「撮る猫（猫写真専用カメラ）」と team-aries をよろしくお願いいたします。
※ team-aries 公式ツイッターでは、３匹の看板猫たちの日常写真もツイートしています。こちらも合わせてよろしくお願いします♪
