Visual Scriptingでゲーム作り 〜 Unityのいろは(1)/知識ゼロからはじめるプライベートレッスン 【2021対応】

本書は、Unity で「2D の RUN ゲーム」を制作する過程をストーリー仕立てで詳しく紹介する、Unity ゲームプログラミングの入門書です。主人公の “いろは” と一緒に実際に手を動かしながら、Unity でゲームを作る基本やコツを習得できるようになっています。

つまずきがちな箇所では、先生の “おさむ” がポイントをわかりやすく解説してくれます。会話形式なのでスラスラと読み進めながら、初心者でも楽しくゲーム開発を学べるでしょう。ぜひ、“いろは” と一緒にゲーム作りの楽しさを味わってみてください!

本書の特徴

  • 初心者 OK
    まだ Unity を使ったことがない人にゲーム作りを体験してもらい、難しかった箇所や感動した部分について実際に話を聞きながら執筆しました。すべてが実体験にもとづいた、リアルな内容です。
  • Unity の基本をマスター
    「アニメーション」「物理演算」「当たり判定」「効果音」「スプライトシート」「タイルマップ」「ステートマシンとプログラミング」「キャンバスとUI」「シーンとプレハブ」「シーンの切り替え」などなど、Unity でよく使われるテクニックを取り上げています。
  • コードを書かずにプログラミング
    初心者にとって高いハードルとなる C# は用いず、ビジュアルスクリプティングを全面的に採用しました(Unity 2021 に対応)。プログラミングが、より楽しい体験に変わります。
  • ゲーム作りを実践
    ゲーム制作に役立つ考え方やコツ、実践的な方法を作りながら学べます。ゲーム内で使用する画像や音声などの素材ファイルは、Webサイトからダウンロード可能です。

こんな人におすすめします

  • パソコンの一般的な操作ができる人
  • ゲームを作ってみたいという想いがある人
  • Unity に挑戦したけれど C# で挫折した経験がある人
  • Unity のビジュアルスクリプティングを学習したい人

素材をダウンロードしてゲーム作りをはじめましょう

本書で使用する素材は、こちらのボタンからダウンロードできます。

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なお、Kindle Unlimited の会員の方は無料で読めますので、ぜひダウンロードしてみてください。

書籍サンプル

シリーズ構成について

本書はシリーズの「第1巻」です。Unity の基本から、ゲーム全体の枠組みを作るところまでを取り上げています。本書の最後には、続きを工夫しながら作り込んでいけるだけの基礎が身につくはずです。「第2巻」では、ゲーム内に入れる細かい機能やTipsなどを取り上げる予定です。

第1巻の目次

■まえがき
・本書のご利用にあたって
    ・ダウンロード素材について
    ・お問い合わせ先について
    ・登場人物について

■プロローグ
・ゲームを作ってみたい
・どんなゲームを作る?
・何からはじめたらいいの?
・本書の構成

■第1章:インストール
・Unity Hub をインストールしよう
・Unity ID を登録しよう
・インストールする Unity のバージョンを選ぼう
・一緒にインストールするモジュールを選ぼう

■第2章:Unity の基本
・プロジェクトを作ってみよう
・Unity を日本語化しよう
・Unity の画面を見てみよう
・絵を表示してみよう
・絵を動かしてみよう
    ・移動ツール
    ・回転ツール
    ・スケールツール
・2D だけど 3D !?

■第3章:ゲームでよく使う Unity の機能
・プレハブを試してみよう
    ・シーンとプレハブの関係
    ・プレハブの作成
    ・シーンの作成
    ・プレハブの仕組みと使い方
・Assets をフォルダーで整理しよう
・物理演算を試してみよう
    ・ゲームオブジェクトとコンポーネント
    ・重力とリジッドボディ
    ・当たり判定とコライダー
    ・摩擦係数とマテリアル
    ・弾性力とConstraints
・アニメーションを試してみよう
    ・ゲームオブジェクトの階層構造
    ・アニメーションの作成
    ・アニメーターコントローラーとアニメーションクリップ
    ・プロパティの追加
    ・タイムラインとサンプルレート
    ・アニメーションクリップの追加
    ・アニメーターコントローラーの設定

■第4章:ゲーム制作の開始
・新しいプロジェクトを作ろう
・ゲームに使う画像を登録しよう
    ・スプライトとスプライトシート
    ・スプライトシートのスライス
    ・ユニットの概念
    ・ユニットのサイズ感
・バックアップを取ろう

■第5章:プレーヤーとマップの配置
・プレーヤーを登場させよう
    ・プレーヤーの配置
    ・物理演算の適用
    ・当たり判定の適用
・マップを配置しよう
    ・タイルパレット
    ・タイルマップ
    ・マップの配置
    ・タイルマップコライダーとコライダータイプ
・ビルドをしてみよう
    ・ビルドの設定
    ・ビルドして実行

■第6章:プレーヤーの操作
・プレーヤーを走らせてみよう
    ・RUN アニメーションの設定
    ・プログラムを作る2つの方法
    ・ステートマシンの追加
    ・ゲームオブジェクトのステートとイベント
    ・ビジュアルスクリプティング
    ・カメラの追従
    ・走る速度の調整
    ・プログラムの整理
・プレーヤーをジャンプさせてみよう
    ・画面のクリックを検出
    ・走るプログラムの再利用
    ・着地状態の検出
    ・ステートの追加と状態遷移
    ・トリガーのイベントを検出
    ・JUMP アニメーションの設定
    ・アニメーターのパラメーター
    ・パラメーターの更新
    ・オーディオクリップ
    ・オーディオの再生

■第7章:ゲーム全体の枠組み
・タイトル画面を作ろう
    ・ユーザーインターフェースとキャンバス
    ・キャンバスの設定
    ・UI パーツの追加
    ・UI パーツのレイアウト
    ・UI パーツの色を設定
    ・シーンの呼び出し
・ゴール画面を作ろう
    ・Unity がもつ 2D スプライト
    ・ゴールに到着した判定
    ・トリガーのコライダー同士の接触
    ・キャンバスとカメラの関係
    ・キャンバス内の表示エリアをレイアウト
    ・画面表示をアニメーションで制御
    ・アニメーターのレイヤー
    ・タグの設定と使い方
    ・イベントのノード
    ・Idle アニメーションの追加
    ・Goal の音を追加
    ・プレハブの編集と入れ替え
    ・次のシーンの呼び出し
・エンディング画面を作ろう
    ・エンディング用のシーンの追加
    ・ステージの追加
    ・プレハブバリアント

■第8章:ゲームを楽しくする要素
・マップの完成を目指そう
    ・マップの背景
    ・マップに登場させる要素
・ゲームに追加したいものを考えてみよう
    ・マップの変化と演出
    ・覚えたやり方を応用

■ゲーム作りを楽しく続けよう(あとがき)